私のこと②

前回の続きで、私の霊体験についてお話をしましょう


     
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物心が付いてからというものは
毎晩のように私の部屋を幽霊たちが行進していました。


霊道という言葉をご存知だと思いますが
私の部屋は、ちょうど霊道の真上に位置しており、私のベッドの上(下?)を通っていました。


初めて幽霊の行進を視たのは何歳だったか正確に覚えていませんが
真っ白や真っ黒な霊体が、部屋の中を何体も移動していくんです
霊体の黒さとは、暗闇より更に黒いのです。
子供の頃から明るい場所では安眠出来なかった私は電気を消して寝ていましたが、部屋の暗さより更に黒い。


幽霊の行進時は、だいたい金縛り状態でしたが、視えたら怖いので、必死に瞼を閉じます。


ところがですね


何もせず去ってくれれば良いものを
チョッカイを出していく霊体がいるんです🌚


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必死に閉じている瞼を、無理やりこじ開けようとされたり
お腹の上に乗っかられたり
足を引っ張られたり
耳元で話されたり。
しっかり瞼を閉じているハズなのに、霊体の仕業で部屋の中が普通に視える。

 


そんな事が頻回に起きました。


ポルターガイストも、本当に起こります。


私の部屋だけ、地震が起きているかの様にマジで揺れます。
電気の傘は大きく揺れ
学習机のガラス窓はガタガタと音を立てて揺れます。


初めは地震だと思い、慌てて両親の部屋に駆け込み『地震地震だ!』と言うと、決まって母親に『地震なんてないよ〜』と、寝ぼけた声で言われる始末
翌日に弟に聞いても『ないよ』と。
そんな事を繰り返し、しばらくして『私の部屋だけ特別なんだ』と諦めました。


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小学生の女のコが
毎晩幽霊の出る部屋に《諦めて》住めるものではないですよね?普通は。


ところがですね
あの当時、私はメチャクチャ怖かったのですが
その反面、何処か冷静でした。


【幽霊はいて当たり前】
【特別ではない】
【家族の中で、私だからこの部屋にいる】


という、妙に達観した思考があったように思います。
これはまさに、霊能力を持って生まれたカルマからくるものだ、と、あの当時から分かっていた様な気がします。
なんとなく…ですが

 


幽霊たちは、私にチョッカイを出す輩もいましたが、殆どはただ通り過ぎていくだけでした。
しかし幽霊とは、エネルギー体(生存していた頃の想念の塊)ですから、そりゃあもう、めっちゃエネルギーが強い奴がいる訳です。
ポルターガイストは、そのエネルギーの強さで物理的に生じる現象です。
(違う場合もありますが)
幽霊の場合、エネルギーの強さ=想念の強さです。
ですから新しい霊体や想念が強い霊体は、ハッキリクッキリ視えますが、古く時間が経っている霊体は、半透明だったりします。
さて
毎晩のように幽霊に悩まされていた私。
例え小学生であろうとも、ちっちゃい脳みそで
『どうしたらコレが無くなるのか?』と考えます。
そこで思いつきました。


そうだ!
お経だ!
お経を言おう(^∇^)ノ♪


さっそく金縛りに合ったとき、私は唱えました。


な〜んみょ〜ほ〜れんげきょ〜
なむあみだぶつ〜ぅ


小学生なんて(今もですが)
このフレーズしか知りません。
必死に何度も何度も唱えました。


ところが…


金縛りは酷くなった!(((;ꏿ_ꏿ;)))


軽くなるどころか
一斉に寄ってタカられた


息ができない
苦しい
体が重い
頭がガンガンする


子供心に
『お坊さんじゃないのにお経を言ったからだ』
『怒られたんだ』
と思い、それ以来、お経は唱えません。


大人になってから、その理由は明らかになりました。


これを読んでいらっしゃるあなた。
お経は何のためにあると思われますか?
死んだ人を成仏させるためにある、と思っていませんか?


そうなんです
死んだ後も生前の価値観がそのまま残っているため、お経が聞こえると『成仏できるッ!』と思い、一斉に寄ってタカってくる訳です。
怒られた訳ではなく、救いを求めてくるんですね。

お経の効果がどれほどあるのか、私には分かりません。
人が亡くなりお葬式をあげれば、必ずお坊さんがお経を唱えます。
なのに何故、一向に幽霊は居なくならないのでしょう
(決して批判している訳では御座いませんので、ご了承下さい)

 


長くなりましたので、続きは次回に。


いや
体験談は書いていて飽きるかも。
次回は違うテーマになるかな?


お読み頂き有難うございました!