ペットのこと

私の霊体験は、あまりに多すぎて何日掛かっても語りきれません。


ですから、今回はテーマを変えていきます。

体験談は、ちょこちょこと記事に盛り込んで行きますね!


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今日は、ペットの話です。



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プロフィールでも書きましたが
生後2ヶ月の子犬(シーズー+ポメラニアンのMIX犬 ♂)を我が家へ迎えまして、生後3ヶ月になります。


見よ!この勝ち気そうな顔をwww↓                     
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名前は【レン】といいます
んまぁ、ヤンチャで活発で、すごい噛み癖で、体重が1kgにも満たない極小ですが、放出されているエネルギーは半端ではない。


毎朝5時頃に『メシくれ〜ッ!』と鳴き起こされますが、うちに来た初日から夜鳴きは一斉なく朝までグッスリ。
教えてもいないのに、トイレシートの上でオシッコもウンチもするという、ある意味で手が掛からない子です。


トイレを覚えているので、少し広いサークルに放していますが、柵の隙間からジーッと飼い主を見つめてくる姿が、何とも愛らしい。
新たな命をお預かりしたという重みを、ヒシヒシと感じています。


私が子供の頃、動物が好きで近所の犬に近寄っていき肩を噛まれた(らしい)のですが、それでも怖がらずに近寄っていた、というほどの動物好きなので、レンちゃんのおかげで毎日が充実しています。

         
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閑話休題🥴


私は時々ですが、ボランティアで霊視鑑定をしています。


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そして、たまにペットの事も聞かれます。


ペットは、死んだらどうなりますか?
成仏していますか?
ペットロスで辛いです…


などの質問を受ける事があります。

 

 

私は人間と一緒ですよと答えます。

 

 

 

人間が犬に生まれ変わる事はないと思いますし、犬が人間に生まれ変わる事もない、と私は思っています。

種族が変わってしまうと、そこでカルマ解消と魂の成長という、生まれ変わりの意味が成さなくなるからです。

(※ただし、これに関しては上から教えて貰った事がありませんので、私の推測です。)


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では、何が一緒なのか?

 

 

 

ペット(動物)も想念がある、という事です。


想念があるという事は、幽霊になる、という事です。


動物の場合、人間ほど想念の塊で生きている訳ではありませんから、人間に比べて少ないです。
しかし、幽霊になるペットは増えています。

 


昔から、動物(犬や馬や牛や鶏など)は、家畜や使役として、人間の力になってくれていました。
大切にされていても、現代のペットとは立ち位置も可愛がられ方も違います。


動物とは本来、純粋な善の思考しかありません。
生きるために狩る。
弱肉強食の世界。
そこには悪はありません。
捕食関係と言われている関係同士でも、お腹いっぱいならば隣に居ても襲わないでしょう。

 


小学生の時、学校の図書室で椋鳩十さんの本を読みました。
題名は忘れましたが、山火事が起きたとき、洞窟の中に逃げ込んだ動物たちは、お互いに襲うことなく身を寄せて過ごした…という話。
子供心に『動物も助け合うんだ!』と、動物大好きだった私は、エラく感銘を受けた記憶があります。
(おそらくフィクションだと思います。さすが児童文学ww)

 


しかし、それは実際にそうなるのではないか?と思います。
動物は、人間に近くなればなる程、知能が高くなる程、イジメやなぶり殺しなどの行動がみられるようになるらしい(イルカなど)。


犬や猫や鳥などは、知能が高くても、まだそのレベルに達していません。
しかし、人間が動物をペットとして飼い、愛情のかけ方が変わった今、犬猫の魂も変わってきています。


昔、実家で飼っていた、モモちゃんというシーズーがいました。
子犬の頃から非常に感性が鋭く、神経質な犬でした。


モモちゃんは、実家で初めて飼った室内犬
それはそれは可愛がって大切に育てました。


しかしモモちゃんは、生まれつき肝臓が1/3程度の大きさしかなく、偏食で、食べさせるのに苦労をした子でした。
食べそうだと思うものや、肝臓に良いと言われる物、あらゆる物を食べさせ、苦労して成犬に育てたんです。


無事に成犬になり、オモチャもたくさん与え、アチコチにドライブして連れて行き、楽しい日々でした。


ところがモモちゃんが4歳になった時、激しい嘔吐があり、同じ場所をグルグル回るという奇異的な行動が見られました。


診断の結果、脳腫瘍でした。
部位が悪く、手術は出来ないと言われ、手の施しようがない状態でした。

まだ4歳です。
たった4年しか生きていません。
家族の落ち込みは酷かった。


取りあえず入院して点滴をして頂く事になり
3日後に迎えに行きましたが
モモちゃんは、病院のケージの中から私や母親の姿を見ても尻尾も振らず、ただただ、ジーッと睨んでいるんです。
まるで夜叉のような表情で…
『捨てられた』と思ったようです。


ケージから出して抱っこして、やっと尻尾を振りました。
先生から『ご飯は食べましたけど、1回もウンチをしていません。お家に帰ってもウンチをしなかったら、もう1度連れてきて下さい』と言われました。


家に着きモモちゃんを離すと、すぐウンチをしました。


先生から、また具合が悪くなったら入院と言われましたが、とても入院させられません。
また『捨てられた』と思わせる事は、可哀想で出来ませんでした。


嘔吐するかグルグル回るかの症状が出たら、入院はさせず点滴に連れて行き、日に日に落ちていく食欲を補う為に注射器で食事や水を与える。無理やり食べさせられ、私や母親は噛みつかれ血だらけになりましたが…
1年後、モモちゃんは虹の橋を渡って逝きました。


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生まれてたったの5年。
最後の1年は闘病。
モモちゃんも心残りだっただろうと思うと、家族はみなやりきれない気持ちでした。

お骨になっても納骨出来ずにいたある日。

 


キッチンに立っていると、足首に【フワ〜ッ】と毛が触れました。
足元を見ても、何もありません。
母親に話すと、母親も同じ体験をしていました。


ある時は、真っ白なモノが、スーッと部屋から出ていく映像が視え。
『モモだな…』
『やはり上がって行ってないんだ…』
そう思うと、余計に可哀想になります。


ある夜、部屋で寝ていると、突然『ワンッ!』と廊下から鳴き声がしました。
モモちゃんの鳴き声です。
【ここに居るよ】というアピールです。


人間でも動物でも、死んだあとに上がって行けないのは不幸です。
家族が未練を断ち切らないと、モモちゃんはいつまでも彷徨う事になります。
家族を説得しましたが、どうにも踏ん切りがつかず、お骨は家にそのままでした。


モモちゃんの場合、家族の未練が足を引っ張っているだけではなく、モモちゃん自身がこの世に未練があったんです。
遊びたりなかったのでしょう。
モモちゃんのお気に入りのオモチャが、勝手に動く事もありました。
人間でいう浮遊霊になっていたんです。

 


どうしたら…と思案している中
ロングヘアだった私は、バッサリと切りショートにしました。
友人が『写メ送れ〜』と言うので、仕方なく自撮りしたんです。
その写真を見てビックリ!!


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モモちゃんが、私の左肩に乗って写り込んでいました。

 

 

シーズーをご存知の方は分かると思いますが
シーズーは特徴的な配色をしています。
眼の周囲と耳が黒かったモモちゃんは、そのままの姿で写り込んでいました。

 


家族中、驚いたのは言うまでもありません。

 


犬は群れる生き物です。
家族の中でも優先順位を付けます。


モモちゃんにとって、1番はご飯をくれる母親。
2番は遊び担当の私でした。


遊び足りなかったモモちゃんは、私の霊感体質もあり、常に私に憑いていたのでした。


悲しく、やるせない気持ちしかありません。

 


再度家族を説得し、モモちゃんの死後5年近く経って、モモちゃんはやっと納骨されました。


納骨する前、彷徨うモモちゃんが真っ直ぐに上がれるよう、お墓参りをしました。
お墓に手を合わせ『モモちゃんが上がれるように、連れて行って下さい。』とお願いしたんです。


すると、私の背後から男性の声で『モモ』と呼ぶ声がしました。


振り返ると、後ろに弟と母親がいたのですが
『いま、誰かモモって言った?』と聞いても言ってないし聞こえなかったと。


祖父の声だったと思います。
動物好きだった祖母なら分かるのですが、まさか祖父が来てくれるとは
祖父が、私にベッタリだったモモちゃんを、天国へ連れて行ってくれたようです。


納骨が終わると、それまで続いていた霊現象は、ピタッとなくなりました。
モモちゃんは天に上がっていったのです。
全て実話ですよ🙂
人間と違わないでしょう?😀


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人間も動物も変わりません。
特にペットは愛玩動物ですから、ペット自身も思いを残しやすい。
この世に残留思念がある状態は、そのコにとって幸せではありません。
魂が純粋で寿命が短い動物は、生まれ変わるのも早いコがいます。
私達はそのコが亡くなった時、すみやかに天に召されるように、足を引っ張ってはなりません。
そのコは、純粋に真っ当に生き、寿命を迎えたのですから。


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【ペットロスなんです…】
そう相談して来られる方には、私はまた新たにペットをお迎えする事をオススメしています。
保護犬(猫)をお迎えするのも素晴らしいですね!

 


新たにペットを飼う事をすすめるなど、変だとお思いですか?


ペットはこのブームに乗って、数え切れない生体が日々生み出されています。
引き取り手が居ない生体の行く末など、考えたくもありませんが、それが現実です。
捨てられるペット達も増える一方です。

 


ペットを飼うという事は、私達に損得勘定は一切なく、無償の愛情を学ぶ機会を与えられる事なんです。
ですから、ロスになった悲しみを、また新たな命を育てる事でプラスに転換し、ポジティブに生きて欲しいのです。

 

人は情の生き物ですから、亡くなった存在を引き摺らず、切り替えられる人は、冷たくドライだと言われます。
何年も何年も引き摺り、立ち直れない人を情が深く優しい人だと好意的に受け止めます。


亡くなった魂が還る故郷は、いずれ詳細に記事にしますが…
本当の意味での故郷であり
本当の意味での安らぎの場所です。
温かく迎えられ
苦しみや寂しさもない。
純粋な世界です。
いま生きるこの世が、まさしく修羅道


幸福の場所に還るのですから
それは悲しみではなく、喜びです。
(※ただし、天寿を全うすれば…の話です。)
悲しみに暮れる必要はありません。
懸命に生き抜いた事をたたえ、見送れば良いのです。
そして思い出としてあなたの中にあれば、それで十分です。


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ロスになった悲しみは痛いほど分かりますが、その思いは幸せに繋がっては行かないことを、私はいつもお伝えしています。


もし、今その様なお気持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ新しい命を救ってあげて下さい。
あなたが天命を全うし、天に還るとき、ペット達がお迎えに来てくれるかもしれません。
肉体は無くなっても、魂が繋がっています。

 

 


長くなりました。
『朝からよく書けるな〜』と思われたあなた。
えぇ、レンちゃんのおかげで超朝型なもんでw
半分書いていた原稿を仕上げました

 


お読み頂き、有難うございました(◍•ᴗ•◍)
素敵な1日をお過ごし下さい♪